#44 FW 佐々木翔太

 

第57代九州大学アイスホッケー部4年の佐々木翔太です。昨年度僕たちが目標に向かってひたすら突き進めたのもひとえにOBの皆様の応援、監督コーチのご指導のおかげです。誠にありがとうございました。学生リーグでは悲願の優勝、インカレ出場できましたが、七帝戦では思うような結果にならず、今でも悔しい想いです。応援して下さった皆様の期待を裏切るような形になってしまい申し訳ないです。

4年間を振り返ってみると本当に色々なことがありました。決して楽しいことだけではなく、悔しい想いも何度もしましたしもちろん辞めようと思ったこともあります。それでも4年間続けることができたのはやはり同期のおかげだと思います。意見をみんなが言い合って喧嘩した時もあります。本気で意見をぶつけあったことでみんなの考えが分かり自分の考えを改めることができました。他学年から見ると僕たちはよく言えば自己主張が強く、悪く言えばわがままだと感じていたことだと思います。(先輩方にはそのことでたくさんの迷惑をおかけしました。申し訳ありません。)それでも同期のみんなにはとても感謝しているしこのメンバーとホッケーができてとても幸せでした。小学校、中学校、高校と部活をしてきましたが、大学の同期が1番恵まれていたと自信を持って言えます。

アイスホッケー部に入るまで、僕は部活に対して沢山の後悔をしてきました。小学校から高校までサッカーをしていたのですが、小学校の部活は完全に遊びの延長のようなものでした。副キャプテンという立場をいただいていたのですが周りに流されて真剣に取り組めていたとは言えませんでした。中学校でもそのような雰囲気でやっていたので、最後の大会のリーグ戦では一勝もできずに敗退し引退しました。高校では悔いのないようにと思い、真剣に取り組みました。その甲斐あって主将になることができました。しかし、それでもあの時こうしていればという後悔はたくさんありました。そんな中アイスホッケーという新たなスポーツに出会い、心惹かれて入部を決心しました。結果として今の自分に悔いはないとは言えません。もっと努力していればもっともっと上手くなっていたと思います。しかし、この4年間はとても濃く深く一言では表せません。これからの人生で二度と味わうことのない経験にとても満足しています。

最後に後輩に向けて書きたいと思います。後輩とはたくさん関わってきたとはいえないですがみんなのことはとても好きです。僕が先輩に憧れていたように君たちにも憧れの先輩がいると思います。その先輩を追い抜けるようこれからも練習に励んで下さい。これからの皆さんの活躍に期待しています。